男声合唱 「かっぱ」 と女声合唱 「棗のうた」

ここ数日冷え込みが厳しくなってきました。 早いものであと2週間余りでお正月ですね。
 
さて、今月は1日、8日と2週続けて瀬山詠子先生のレッスンでした。
前回指摘されたポイントで同じことを言われないように! と注意しているのですが、歌い出し前に必ず 「背骨っ!」 と瀬山先生の声が飛んできて、その都度みんなの背丈がほんのちょっぴり伸びるupdown.gifということは、まだまだ注意が足りない証拠なのでしょうね。。。
 
“背骨は、伸ばしても硬くしてはダメで、ゴムのように柔らかく使う” とのことで、翌日背中の下の辺りが筋肉痛になっている私の背骨はゴムには程遠い状態で、鉄板を入れて練習しているようなものだとわかりましたshock.gif 体の見えない部分を、ああかな? こうかな? とイメージしながら、どうすればゴムのように使えるのか探していかないと。 う~ん。 難しいですwobbly.gif
 
昨日は練責が進める練習で、発声練習とレクイエムの2番を練習した後、男女分かれて木下牧子さんのアカペラ曲の音取りをしました。 男声は 「かっぱ」、女声は 「棗のうた」 ですnotes.gif
 
かっぱ」 は、谷川俊太郎さん作詩の ♪ かっぱ かっぱらった かっぱ らっぱ かっぱらった♪  と続く、舌を噛みそうな言葉遊びで、その面白さがよく伝わるユーモラスなメロディーが付いています。 1度聞いたら頭の中でぐるぐる回ってしまう曲なので、歌わない私も覚えちゃいました。
この詩を覚えるのに振りを考えた人がいて、先月の長瀞合宿の際に踊って(?)見せてもらったんですが、これが傑作!! 団員でまだご覧になっていない方はぜひ見せてもらってください。 楽に歌詞を覚えられる。。。かもsign02.gif
 
女声合唱の 「棗のうた」 の作詩は岸田衿子さんで、ムーミンの声でお馴染みだった岸田今日子さんのお姉さまです。 「アルプスの少女ハイジ」、「フランダースの犬」、「あらいぐまラスカル」 のテーマソングの作詞もこの方なんですよ。
 
この歌は、毎晩棗を1つずつ食べたので毎晩棗が1つずつ減っていくという歌詞で、途中、棗が1つもなくなったら何をして夜を過ごせばいいのだろうかthink.gifと問いかけながら、結局は最後の1つを食べてしまって棗がなくなったところで終わるんです。 そして今、女性(特にアルト)の間ではこの詩の解釈で盛り上がってるんですよ。
メロディーは決して暗くなく、女声の透明感のある声で歌い上げるのにぴったりの曲です。
 
男声合唱、女声合唱をやるのは2006年の第39回定期演奏会で、新実徳英さん作曲の 「白いうた・青いうた」 から、男声 「われもこう」、女声 「落葉」 を歌って以来です。 一緒に歌うのが当たり前の混声合唱団gemini.gifとしては、男女別に歌うのは新鮮な感じがします。
昨日、女性の練習中に別室から戻ってきた男性のみなさん、女声合唱はいかがだったでしょうかcatface.gif
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コメント

  1. シヨウヤマ より:

    入団2カ月半です。ブログ返信初体験です。
    入団選定は、インターネットの書き込み、ブログの書き込みを参考しました。
    様々な、合唱団の中から、ヒットし、返事をもらい、見学し、即決定しました。
    これはすごいことですよ。全然今まで、無関係な立場が今は、非常に深いかかわりなのですから。
    新宿混声合唱団は、3回見学OKなのです。
    この団の人達は知らないメンバーを見てすぐに、声をかけてくれます。優しいですよ。
    緊張して参加するのですが、練習に参加し、飲み会に参加し、初日とは感じず、長年参加しているのだと、勘違いするほどです。
    これからいろいろ選定されている方、音楽的力は、ない私でも、隣の人の応援で、すぐにうちとけました。
    カラオケは自信があり、歌声広場にも参加し、第九も歌っていますが、声だし、ボイストレーニングいかに自分勝手にやっていたか、最近考えています。

    かっぱの男声合唱曲の練習。
    男声合唱曲をポピユラーのオリジナルを編曲してもらい何年かやってきたので、非常に楽しみですが、更に覚えなければいけない課題を与えられた・宿題を課せられた気分です。
    がんばります。
    とりあえず、書くことに意義を感じて投稿します。
    次は、絵文字・写真を添付しようと思います。

  2. 団員 より:

    初書込みの男声です。女声合唱を聴いたとき、正直「男声合唱より上手い…」と思いました(笑)。
    男声は女声に比べて、音取りの苦手な人が多いのか、予習をしないフトドキモノ(私もそうでした)が多いのか…。悔しいので復習はしっかりやりたいと思っております。

    それにしても「棗のうた」の作詞者があの岸田今日子さんのお姉さんとは存じませんでした。岸田一家は、ものすごいインテリジェンスがあるのですね。岸田今日子のいとこで岸田森って俳優がいたんですが、その人も知性を感じる人でした。

  3. おあ~や より:

    初カキコの男声2名様登場でございますね!

    シヨウヤマさんのカキコは素敵な宣伝効果もあって
    思わず「ナイスです♪」とニヤリとしてしまいました。

    私もこの団に入って男声、女声と分かれて歌う経験があまりないのですが、男声合唱のほうが勢いがあって聞き応えがありますよね!
    …なんというか、いつもの曲と違って「開放~!」とばかりにのびの~び歌っている感じで!
    実は結構男声合唱が好きな私です。

  4. アイダホ より:

    >団員さん(正体はどなただろう?!)
    「男声よりうまい・・・」だなんて・・・。
    すごい、ボロボロだったのに。。。というか、メゾが。。。というか、私が。。。。

    棗の歌は音源を聴いて「かわいい曲だな~」と思っていたのですが、ついつい、主線のソプラノを覚えてしまって、メゾの音がとれない!!です。
    普段は、ソプラノなので主線を歌うのに慣れてしまったようです。日ごろから、アルトの皆様は大変だったんだな~と思いました。尊敬です!!

    音取りは早く卒業して、女声合唱ならではの、美しさ?!が出せるように頑張りま~す!
    男声合唱も早く聴いてみたいです!!期待大ですよ~!!!!!

  5. タッチー より:

    アイダホさん、普段歌わないパートで歌うのも気分が変わって楽しいですよ。
    今はソプラノしか聞こえなくてもきっと気持ちが良くてハマリマス!
    (私は音源聴いてもアルトばっかり聞こえてしまう)・・・
    はさまれて歌うのって楽しいんだから♪
    中音がしっかりしているとすごく安定するんです。
    頑張ってね!

    アルトはいつもはベースがしっかり支えてくれているので
    安心して(!)中音を歌っているわけですが 女声合唱だと下で支えなくちゃならないので大変です。
    棗は上がったり 下がったりまた上がって・・で冷や汗もの・・・でございます。
    涼しい顔して支えられるように頑張りま~す。

    たまには女声合唱、男声合唱を入れるのっていいものですね♪