先日の火曜も瀬山先生にお越し頂き、二週連続で『運命の歌』をご指導頂きました
今回の練習では「焼き海苔の(貼り付く)所!」という、かつて繰り返し登場した語録がまた何度も繰り返され…加えて「歌い終わりの部分が気の抜けたシッポのようになってる‼お習字のトメ・ハネのように最後までシッカリ」と何度も注意されました 皆、決して気を抜こうと思っているワケではないと思うのですが、やはり技術が足りなくて最後まで身体を正しい状態にキープ出来ないんですよね …ただ私が今回の練習で嬉しかった事は、先生が見本として様々なフレーズを実際に歌い聴かせてご指導下さったコト まるで響きが身体を貫くようなダイナミックな先生の歌声を沢山間近に聴けて、何とも贅沢な時間だ…と、しみじみ感じ入ってしまいました
素晴らしい歌声、といえば・・・
先日、二期会オペラ研修所のコンサートで、5月の定演でソロを歌って下さった大網かおりさんのアリアを聴いてきたんです どの方もハツラツとしたエネルギッシュな歌声を聴かせてくれ、皆さん、ものスゴい練習量なんだろうなァと思わせる難しい曲ばかりでしたが、中でも大網さんのアリアは特別でした コロコロと細か~い音を転がす、高い技術を要するメロディーがず~っと続いてすっかり圧倒され、音楽を聴いているハズが思わず眼を見開いて聴き入ってしまい、終った時には眼がすっかり乾いていました… 私の後ろの席の人も「鳥肌が立っちゃった…」と感動の面持ちで呟いていましたヨ
田中先生もよく仰っていますが、素晴らしいモノを聴く事は、自分の大切な糧になりますね大網さんの歌のレベルになると、遠すぎて直接お手本にするのは難しいですが、歌っている間、常に頬骨が上がっている所や、バストをしっかり広げて下半身が安定している姿勢などは、マネすることで少しでも自分の歌のレベルアップに繋がるのではないか、と思いました
やっぱりプロの歌はスゴいと感嘆するのと同時に、折角その技を身近に味わう機会に恵まれているのだから、ほんのカケラでも技術をマネして自分も前進していけるように、大切な機会を生かして頑張っていきたいと思います
コメント
そうですよね!
先生の歌ってくださる口の形や表情、身体を見ると こういうふうに使わないと 習字の止め のように最後までしっかりと歌えないんだ!って感じられますよね。
この前は「あなたたちのは ちまき みたいじゃない!?」って叱られましたよ・・・
自分の歌っている顔をみることは あまりないのですが たまには鏡の前で 先生のお顔を思い出しながら練習しようと思いました。
大網さんの歌も聴きたかったな!
大網さんの歌、凄かったそうですね(*O*)!
他のお稽古の日だったので、行けなくて残念でした。
春の定演では後ろ姿を見ていたので、次こそは正面からしっかり聴かせていただこうと思います。
2週連続の瀬山先生のレッスン、「あなたたち、もうちょっとブラームスらしく歌えないの?! モーツァルト歌ってるんじゃないのよ!」 に驚きました。
そんな歌い分けがあるんですね。。。 確かに指導されたように気をつけて歌ったら、歌が変わりました。 そうだったのか。。。
でも、少し進歩したんですかね。
昨年度の練習(第34回定期演奏会前の練習)は、声と発音、フレージングのことがメインで、「Non」、「嫌」(いーやっ)の連発だったのが、今回(第35回定期演奏会に向けての練習)は1回もなかったような?
そして、ブラームスらしい厚みのある音楽を要求されて・・・。少し、嬉しくなりました。もっと精進しなくては。