先日、ベースのメンバーを対象にヴォイストレーニングがありました。
先生は、バリトン歌手の田代和久先生で、東京藝大大学院修了、
二期会会員、常葉大学准教授でいらっしゃいます。
田代先生は、来年、5月28日(日)の
新宿混声合唱団 第50回記念演奏会にて、
フォーレのレクイエムのバリトンソリストを歌って頂く予定で、
今からとても楽しみです。
今年は男性は個人ヴォイトレも田代先生にお願いし、
個人及びパート毎のヴォイトレにより、個々の技量を上げ、
ベース全体、引いては新宿混声全体のハーモニーの
統一感が出せるようになることを目指しています。
さて、最近、コーラスをやっていない人でも
歌うことでストレス発散や解消にもなり、
腹式呼吸と自然な発声が身に付く
ヴォイストレーニングに人気があるそうです。
ヴォイストレーニングをやる理由は、
「カラオケをもっとうまく歌いたい」
「スピーチやプレゼンテーションをよく通る声でやりたい」
「健康にいいから」等々、歌うことだけでなく
ビジネスや健康のためなど、さまざま理由だそうです。
また、良く通る声を出すには腹式呼吸が良いとされています。
腹式呼吸による発声は胸式呼吸に比べて声帯への負担が軽く、
声をコントロールし易いと言われています。
さて、題名の「コーラスは認知症防止に役立つか?」ですが、
先ず、認知症になりにくい生活習慣を調べてみますと、
食習慣や運動習慣を変えることが一番だそうです。
また、認知機能を有効的に維持させるには、
対人接触を行うことや知的行動習慣を意識した日々を
過ごすことが重要と言われています。
↑昨年11月の合宿時の練習風景
具体的には、
1. 食習慣では、野菜・果物(ビタミンE等)、魚(DHA)をよく食べる。
赤ワイン(ポリフェノール)を飲むなど。
2.運動習慣としては、週3日以上の有酸素運動をする。
3.対人接触には、人と良くお付き合いをしている。
4.知的行動習慣としては、文章を書く・読む、ゲームをする、
博物館に行くなど。
5.睡眠習慣としては、30分未満の昼寝、
起床後2時間以内に太陽の光を浴びる。
そして、上記の生活習慣をコーラスに当て嵌めてみると、
2.運動習慣として、腹式呼吸で筋肉を使う。
3.対人接触として、一人ではコーラス出来ないので、
必然的に人と付き合う必要がある。
4.知的行動習慣は、音取りをして歌詞を覚えて暗譜をすること。
どうでしょうか?
認知機能を有効的に維持する5つ項目のうち
3つの項目が当て嵌るのです。
↑「初夏にうたおう」(16.6.11)出演前のリハーサル風景
このように、コーラスを継続的に行うことにより
健康的な生活が送れるのだと思います。
どこかコーラスに入ろうと思案されているあなた、
是非一度、お気軽に見学にお越し下さい。
では、また!
コメント
認知症・ボケ防止にコーラスはいいのではとの話題少し身につまされます。
ここで“認知症にならないための7つの生活習慣”をお知らせします。
あくまで 参考です。
1・散歩をする。(いろいろな景色を見ることが大事)
2・新聞を声に出して読む。(眼と口と耳を働かす)
3・料理を作る。(冷蔵庫の中の内容を見て 考え料理をする)
4・社会と交わる。(話をしたり考えて話をする)
5・電車・バスで出かける。(行先・降りるところ・景色等脳を刺激する)
6・日記をつける。(一行日記でもよい・楽しいことや何かあった事を思い出す)
7・恋をする。(テレビのタレントでも いいなあ・好きだと思う事でいい)
これら自然にやっていることもあると思います。
コーラスをやっている人は ほとんどカバーしてますね。
いつまでも元気で 美しいハーモニーを楽しみましょう。
又 成果を聴きに来てください。
ショウヤマさん
コメントを頂き有り難うございます。
ハイ!
私も認知症の範囲にどっぷり浸かっております。(笑)
7つの予防策、
有り難うございます。
確かに、コーラスは生活習慣に役立ちますね。
いつまでも元気に美しいハーモニーで歌いたいですね。
新宿混声は幅広い年代の方がいらっしゃるので、話題も多様で色々お勉強になります(^-^)
田代先生の個人ヴォイトレ、私も見学させて頂きましたが、本当に身体全体で表現されていましたよね。
毎週真剣に楽しく歌って健康維持、素晴らしいですね!
Yukiさん
コメントを頂き有り難うございます。
確かに、新宿混声の団員の年齢層は、
幅が広いですね。
下は、学生から上は高齢者と言われる層までいて、
なかなかユニークです。
私も高齢者に片足を踏んでいますが、
若い人達と交えて、色んなことが話が出来て若返ります。(笑)
田代先生のボイトレを見学して頂いたのでしたね。
指導方法の引き出しの多さにかんげきしました。
また、個人ボイトレを受けたいです。(笑)