いい季節になりましたねェ(*´∀`)
秋らしい澄んだ爽やかな風を感じて歩くのは最高の気分です
ところで、最近は秋の新しいテレビドラマが続々とスタートしていますね
気になった作品はまず第一話を見て、その後も見続けるか検討するのですが
その中でも、このクールで気になったモノが、日テレ土曜日21時~の
『掟上今日子の備忘録』 新垣結衣が探偵役のコミカルなミステリーです
おきてがみ、、、??
普通『おきてがみ』と耳にしたら、真っ先に『置き手紙』が頭に浮かびますよね?
ドラマを見てみたら、やはりこの『おきてがみ きょうこ』さんという人は
眠ると、その前の記憶が全て無くなってしまう、という変わった体質?の人で
『今日の忘れてはいけない事を、自分の体に置き手紙として書き残す』という
意味を含めて、当て字で『掟上』さん、という名前になっているようです。
こんな風に、日本語では『おきてがみ』と耳にするとスグに『置き手紙』という
漢字が浮かぶ… というように、音(おん)で瞬時に多くの人に真の意味が伝わる、
そんな現象があると思います
今、練習している『光る砂漠』は、矢澤 宰の瑞々しい詩が素晴らしい作品ですが
合唱というのは聴いてくださる方々の耳を通過するのは一瞬のことなので、
その瞬間、瞬間に、詩の正しい意味が伝わらなくては台無しです
先生も練習中に「言葉をただの音として歌うのではなく、文章で歌って!」という
注意を頻繁にされます
すぐれた美しい詩でも、音符の長さや高低に従ってプツプツ単一的に歌ったのでは
その意味は何も伝わりません
例えば、『にわやうすあかいかんなのはなやみちやくさはらを』という歌詞、
耳にして『庭や、薄紅い カンナの花や、道や、草原を』という情景が浮かぶか
『いきためとこころをもって』という歌詞を聴いて『いきため??』ではなく
『生きた眼と心を持って』と、瞬時に正しく伝えられるか
演奏会で、お客様に『正しい漢字で書かれた文章が浮かぶような』歌を
届けられるよう、更に練習していきたいと思います
コメント
ほんと、良い季節になりましたね~♪
なにをやるにも「ヤル気」が違います!?
「掟上今日子の・・」私も見ましたがなかなか面白い♪
「厄介」など名前も笑えますよね。
私たちの母国語である日本語って
世界からみるとかなーり難解な言語なんですよね。
ひらがな・カタカナ・漢字・・言い回しもニュアンスもたーくさんある。
でも、それを幼児のころから使っているわけで・・・
だからこそしっかり情景が浮かぶように歌わなければいけませんね。
「歌」になると技術的なものもあるし、難しかったりはしますが
出来るだけ伝える努力をしていきたいと思っています!
私も、「掟上今日子の備忘録」見ましたよ。
主演の新垣結衣さんが可愛くて、内容も重くないし、怖くないし、
面白いですね。原作者は、西尾維新という方で、ライトノベルの「戯言シリーズ」が若者に人気だそうです。
それはさておき、本当に、『おきてがみ』と聞いたら、真っ先に『置き手紙』を思い浮かべますよね。
昔、ちょっとだけど働いていた某銀行で、友人が『かみまえづしてんちょう』と電話で聞いて、間違って、『上前寿司店長』と伝えてしまい、みんなで笑ったことがありました。正解は、もちろん、『上前津支店長』です。
結構、こういう勘違いってありますよね。ちー丸さんが言われるように、日本語ってこういうことが難しいですね。
ふだんは何気なく話している日本語も歌になると、意味が伝わるように歌わなくてはなりません。
今年は、全曲日本語。歌詞を覚える苦労は少ないかもしれませんが、繊細な気持ちで美しい日本語を歌いたいと思っています。