目標は高く!

東京の桜、満開です

第47回定期演奏会まで2ヶ月を切り、仕上げの練習に入りました。
ほとんどの団員が暗譜し、顔を上げて歌っていることもあって、最近は声が前に飛んでいるように感じます
やはり練習あるのみ! どれだけきちんと練習してきたかで、出来が違ってきますよね。

とはいえ、新宿混声は働き盛りの団員が多いので、全員揃っての練習はなかなかありません。
仕事の都合で休みが続いてしまう団員もいます。
ホセ・ノ・カレースキさんもその一人。
仕事で休みが続き、やっと練習に参加出来ると喜んでいたらインフルエンザに罹って散々だったそうですが、つい最近ようやく戻って来てくれました。
久しぶりに練習復帰したホセ・ノ・カレースキさん、現在の練習状況を見てワクワクしているそうです。

「ここ暫く仕事が忙しく、全然練習に出られなかったのですが、先日、日曜の臨時練習で、久しぶりにまともに参加しました。
普段おっかない田中先生がやたらに優しくて、少々気持ちが悪かったのですが、やはり田中先生の指導はとても魅力的で、充実した時間を過ごすことが出来ました。
ただ、周囲の声を聞くと、『このところ要求が増えて大変だ』 とのこと。
しかし、それはとても良いことだと私は思います。 先生の要求が増えるということは、合唱団に対して 『もっと出来るはず』 という手応えを先生が感じたからに他なりません。
前回の演奏会では、合唱団の側がついて行けず、先生に随分妥協をさせてしまったのですが、今回は逆に私たちが先生の引き出しを開けさせ、より多くのことを吸収出来るチャンスを自ら得ているのだと思います。(前回より、曲が易しいということはありますが...)
約2ヶ月後の演奏会が楽しみになってきました。
新しい要求に応え続けるのは大変です。 でも、確実に自分たちが成長出来る訳ですから、前向きに捉えて行きましょう。 私たちが成長し先生から多くのことを引き出す、という追い駆けっこを繰り返して行けば、もっと良い音楽を体感することが出来るし、練習の時間も、もっと幸せな時間になって行くと思いませんか?」

そうなんです。 田中先生は私達が要求をクリアする毎にどんどんハードルを上げてくるんです

際限なく上がるハードルに挑み続けるのは大変ですが、“キミたちだったら、ここまで出来れば十分ですヨ” なんて言われないのは幸せなことですよね。
“もう少し! もう1歩!” の気持ちで頑張って、5月25日はこの1年で一番高いハードルをクリアしたいと思います
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コメント

  1. はったん より:

    定期演奏会が近づいてきて、「焦り」と「開き直り」の間を行ったり来たり・・・・
    先生からのご注意も素直に聞けたり聞けなかったり・・・

    自分の歌に自信がないから精神的に弱くなってしまう。
    これを打破するには練習あるのみ!
    厳しくも優しい(?)先生のご注意を素直に聞き、今日も魔のアカペラ曲に挑もう!

    5月25日の演奏会には自信を持って歌えるように頑張るぞ!!

  2. シヨウヤマ より:

    第47回定期演奏会まで、残すところ、あと四十数日になりました。
    演奏会に向け、最後の追い込み練習に入りましたね。

    桜前線は東北に移り、ゴールデンウイークを迎える時期になりました。
    例年 ゴールデンウイーク前と後では追われているという感じが全然違ってきます。

    最近の練習では、譜面を外し、曲調に重点が置かれているようです。
    でも時々、不安な箇所があり、それを克服できなければ・・・

    チケットの配布もかなり出来ているようなので、来て頂いたお客様に、満足していただけるように、頑張ります。
    今回振付ステージがあります。
    身振り手振り?うまく出来るように、覚えなくっちや!

    5月25日の演奏会に是非おいで下さい。

    苦労がわかっちゃいけないのですが・・・
    違う意味でお楽しみ下さい。

  3. ひろりん より:

    長年、歌を習っている友人は今年90歳。彼女は、「歌を歌っているとき、私は、なりたい自分になれる。歌はいろんな世界に私を連れて行ってくれる。」と言いました。
    彼女は新混のメンバーではありませんが、まさに今年の私がそうです。
    瀬戸内寂聴さんの曲では愛の世界に、フォスターアルバムでは古き南部アメリカの世界に、そして、童心に返って「さっちゃん」を。
    中でも、「さっちゃん」は振りもあって、なかなか難しいです。
    さて、本番はどうなることやら?!

    全員で心を合わせて歌えるように、40数日後に迫った演奏会に向けて、全力投球です!!

  4. 幽民 より:

    私は学生の時分から田中先生にお世話になった身です(即ち、ホセさんの後輩です)から、仰ることはよくわかります。
    学生の時は先生からは仰山怒られてばかりで、経験も技術も表現力も足りなかったので、なかなか満足行く演奏ができず、当時から新宿混声の存在を知っていた私は、「ああ、新宿混声みたいに大人の熟練した声で歌えたら…」と思っていました。
    ここの門を叩いて早22年余り…
    経験も技術も表現力もそれなりにはついてきたものの、芸事には終わりがないことを、やればやるほど思い知らされます。
    そうしてやり続けていく気持ちが、「向上心」というものなんだろうと思います。
    バカボンのパパではありませんが、芸事に「これでいいのだ」というものはないですね。
    前の練習よりマシになった、良くなってる、そういったものを果てしなく積み上げていくことの繰り返しなんでしょうね。
    ただ言えることは、その結果をお客様がちゃんと評価してくれるということです。
    「向上心」のある合唱団には、必ずお客様は応援してくれます。
    それを信じて頑張って行こうと日々思います。