2020年の終わりに。

どうも、幽民です。
2020年も間もなく暮れようとしています。
今年の頭には、このような状況になるなどと誰も想像すらできませんでした。

いつもどおり、5月24日に第53回定期演奏会に向けて曲の仕上げに励んで行こうと、団員一同努力を重ねて参りましたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、3月24日の練習を最後に練習を中止し、その後団内で意見を集約した結果、4月2日に1年延期の決定を致しました。

直後には緊急事態宣言も出され、新宿区内の各施設も利用停止となり、物理的に活動ができなくなりました。
利用停止は5月の宣言解除後も7月になるまで続きましたが、感染拡大が収まる気配もないため、すぐに対面練習を再開する訳には行きませんでした。

この間、ラターの小品を取り上げ、各自での譜読み、発音練習動画を団員に向けに配信するなど、対面でなくてもできる活動を模索してきました。

9月22日には、オンライン近況報告会を開催し、久々に皆の顔を見ることができ、いろいろなことを話しました。

合唱連盟からのガイドラインも公表され、対面練習再開への模索を団員の意見を募りながら兼ねてきました。
10月20日には、再開に向けての対面とオンライン併用での話し合いの場を設け、人数を半分に分けて、11月から対面で、まずは声を取り戻す練習から始めようということになりました。

そして11月3日、11月17日と、ついにおよそ7か月ぶりに対面練習を再開することができました。

ただ、感染を恐れて対面練習に参加できないという団員も少なくありませんでした。
そういった団員も取り残さないよう、練習の動画を配信するなど、試行錯誤しながら進めてきました。

ところが11月下旬になり、これまでにない感染拡大が進み始め、12月に予定していた4回分の対面練習も中止を余儀なくされ、現在に至っています。

そして今日大みそかの都内の感染者数は1,337人と、止まるところを知りません…。

活動再開の芽が全く見えず、途方に暮れながら明日から始まる2021年を迎えます…

「止まない雨はない」とよく言われます…
ひたすらその言葉を信じて、前に進める日を探っていくことになるのでしょう…。

今、この時にも医療の現場でコロナ治療に携わっている方々に、心からの感謝を申し上げますと共に、その方々の負担を増やさないよう健康管理、衛生管理に一層努めて行くのが今の我々の務めと思っております。
そしてそれは、我々の活動再開へ向けての唯一の近道です。

来る年が少しでも良いことが起こることをひたすら信じて、新宿混声は進んで参ります。

今年一年、温かいご声援を下さいました全ての皆様に心から御礼申し上げます。 来る年も皆様のご健勝をお祈り申し上げております。

にほんブログ村 クラシックブログ 合唱・コーラスへ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. しげ より:

    2021年がどうか良い年でありますように