ご報告:定期演奏会を1年延期致しました。

皆様、如何お過ごしでしょうか。
幽民こと、新宿混声合唱団 団長の中山です。

この度の新型コロナウイルスの感染拡大に際し、感染された方々、闘病されている方々に、心からお見舞い申し上げます。
また、お亡くなりになった方々には、謹んでお悔やみ申し上げます。

3月下旬から4月に入り、状況が激変しており、感染拡大が止まらず、この週末には都内での1日当たりの感染者数が100人を超えるまでになりました。
新宿混声も練習を中止するに至りました。

この時期、5月24日の第53回定期演奏会に向けて歌い込みを重ねて行かなければならないところですが、それも困難となり、団員に意見を求め総合的に検討した結果、 来場されるお客様を始めとして、出演者である指揮者・ピアニスト・団員の、健康面での安全・安心を担保することが困難との観点から、この度定期演奏会の1年延期(2021(令和3)年5月30日(日)(新宿文化センター大ホール))を決定するに至りました。

演奏会を心待ちにされていた多くのお客様には、このような結果となりましたことを心からお詫び申し上げます。

団創立以来、毎年1回の演奏会を開催することを目的に、新宿混声は歴史を積み重ねて来ました。
東日本大震災の時にも代替会場の手当ができ、その歩みを止めることなく進んで参りました。
今、この不測の事態に当たり、その団是を守ることができなくなり、非常に無念で、とても悔しいです。

団員全員に、演奏会1年延期を通知したとき、そのメッセージを読み返し、涙が止まりませんでした…。

今はただひたすら隠忍自重の時を強いられる日々が続き、いつ収束の目途が付くか全く見えない時期ですが、団員一人一人の体調が保たれているかが、今最も心配です。
仲間と共に歌える日が来ることを目指して、準備を少しずつ重ねて参ります。
その日は必ず来ると、信じています。
そのためにも、今の一日一日を、大事に、気を付けながら生き抜いて行きましょうと、団員の皆には伝えました。

また、当団だけではなく、各合唱団の皆様も、同様の思いをされていることと、拝察申し上げます。
皆様にはくれぐれも健康管理、体調管理に充分ご留意の上日々をお過ごし下さい。

今こそ、合唱界が連帯してこの危機を乗り越えて行かなければと思っています。
Twitter等で他団の皆様の状況を拝見しますと、演奏会や練習ができない苦悩と困難を抱えながら、今の時期を乗り越えて元どおりの日々に向けて希望をつないでいこうというものが多くみられます。
過去の演奏をYou Tubeで紹介している団体もありました。
あと、オンラインで練習や、演奏を披露している団も拝見しました。
皆様いろいろ工夫しながら頑張っているなあ、と思いました。
非常に参考になります。
合唱界の底力を、SNSを通じて改めて感じる今日この頃です。

練習はしばらくありませんが、新宿混声の活動はこのブログ、Twitterなど、その他の手段でも続きます。
皆様、今後とも新宿混声合唱団に温かいご声援を下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

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