言葉の意味で歌うこと

『年が明けてから演奏会本番までは、本当にあっという間です!!』
新年最初の練習のミーティングで団長が言った言葉。。。
毎年、本当に早いんだよな…と思い知らされているはずなのに。

今年も既に3月も半ばを迎え、桜の開花も迫っていることに驚きおののいています

目標では、この3月末で全曲の暗譜が完了!しているはず。
何だか暗譜に苦労することが増えてきたように感じるのは、ただの努力不足か

そして、今年もまた、瀬山詠子先生の練習がやって参りました。
まずは、ブラームス。いきなりドイツ語の難曲からのレッスンです。

繰り返し練習し、音は取れているはずですし曲の流れもつかめてきつつあるはずなのに、何だかカッコついて歌えない…と、しっくり来ない気持ちで練習してきた曲です。

瀬山先生のご指導を受けて、大きな間違いに気付きました
この曲はこんな内容の詩で、この文章は和訳するとこういう意味である等、ざっくりとした観点で詩を捉えていて、とてもアバウトな表現でしか歌っていなかった、と。

言葉には各々意味があり、一つの文章の中にも、意味と気持ちの抑揚があるはずです。
音と音符の長さを正しく、そして少しでもドイツ語らしく聞こえるように歌うことばかりに気を取られて『一つ一つの言葉の意味で歌うこと』を疎かにしてしまっていました

この時点で、改めて気付くことが出来て良かった!と前向きに捉え、これから2ヶ月余りの歌い込みで、大きく前進出来るように頑張っていきます

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コメント

  1. ゆーじ より:

    先生、今回も凄かったですね!
    「外国語は母音がそもそも日本語と違うんだから」ともおっしゃってました。
    そうですよね…。

    思えば大学の英語の授業で、
    「テキストを音読した声を録音して提出せよ」
    というのがあり、自分の声を聞いて愕然としました。
    自分では割と上手に出来てるつもりだったのですが、
    カッコばっかつけてて、どーにもわざとらしかったのです。

    どうすれば上手に発音できるのか、
    今に至るまでよく分からないでいるのですが、
    一つの方法は先生がおっしゃられたように
    母音を深く発音することなのだろうと思います。

    しかし、英語でさえもこのザマの私が
    ドイツ語を発音するって、ハードル高いです。
    ドイツ語って、ヒトラーの演説の古いフィルムを除けば
    ニュースでメルケル首相が「ゴーフン、ゴフン…」とか話しているのを聞くぐらいのものです。

    果たして本番はいかなることになるでしょうか。
    5月27日に乞うご期待です!

  2. eri より:

    最近の練習でいかに今までの自分の発音が適当だったか思い知らされています。
    ドイツ語も、イタリア語も、日本語も!全部難しい~(**:)